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ICTコラム

インターネット検索サービスの今《第5回》

キーワードを一つ入力するだけで、膨大な情報の中から、ほしい情報を瞬時に見つけてくれるインターネット検索。パソコンでも、スマートフォンでも、使わない日はありません。大変便利で、なくてはならないツールの一つです。今回は、そのインターネット検索についてあらためて整理し、これから注目したい検索サービスについても取り上げます。

多くの人が利用している「Google」と「Yahoo!」

 今、日本国内の多くの人が、パソコンやスマートフォンでのインターネット検索で「Google」または「Yahoo!」を利用しています。この二つの検索サービスだけで90%以上のシェアがあるとも言われています。
 特にYahoo!は、日本でそれほどインターネットが普及していない頃から親しまれてきました。検索だけでなく、ショッピングやオークション、フリーメールなどさまざまなサービスが展開され、ブラウザを開けばまずYahoo!が表示されるように設定しているという方も多いのではないでしょうか。
 そして、世界で圧倒的なシェアがあるのがGoogleです。日本においてもダントツの利用数で、Googleで検索することを、“ググる”とか“Google先生に聞いてみよう!”と言ったりするほど、検索サービスの代表として定着しました。
 かつては、GoogleとYahoo!では検索エンジンが異なっていたり、Yahoo!ではカテゴリーごとに分類された中から情報を検索するディレクトリ検索が導入されていたりしましたが、今ではそれもなくなり、Yahoo!の検索でもGoogleの検索エンジンを使っていることもあって、ほとんど検索結果に差がなくなりました。

これからの検索サービス

 過去にはさまざまな検索サービスがありましたが、徐々に淘汰されました。さらに、Googleの検索エンジンを採用する検索サービスが増え、得られる検索結果にも大きな違いがなくなってきました。そんな中、検索サービスは、検索結果以外のところで、少しずつ個性を出してきています。
 NTTグループのNTTレゾナントが提供している検索サービス「goo」では、自然保護に役立つ「緑のgoo」が展開されています。緑のgooで検索したり、ニュースを見たりすると、そこから生まれた収益の一部が環境保護活動に寄付されます。利用者は無料で参加できるので、手軽に始められる社会貢献活動と言えます。
 これに似た取り組みは海外の検索サービスにもあります。「Ecosia」という検索サービスです。約45回の検索で1本の木が植えられると言われており、検索結果画面にはこれまでに何回検索したかが表示されるようになっています。iPhoneのブラウザ「Safari」では標準設定できるようになっています。
 また、情報セキュリティに配慮された検索サービスも注目されています。「DuckDuckGo」という検索サービスは、利用者のプライバシー保護に力を入れており、「利用履歴などを記録しない」としています。多くの検索サービスでは利用履歴を使って、表示ページに関連した広告が表示されます。利用者はそれを不安に感じたり、煩わしく感じたりすることがありますが、同サービスではそれがなくなります。このDuckDuckGoもiPhoneのブラウザ「Safari」で標準設定が可能です。
 そして、徐々に利用者が増えているのが、マイクロソフトが提供する「bing」です。これは、同社が提供するブラウザ「Edge」に標準設定されていることから、「Internet Explorer」に代わってEdgeの利用が増えるにつれ、bingの利用も増えていくでしょう。

検索サービスを使わない情報収集

 インターネット上に公開されている情報を広く検索する場合には、ここまで挙げたGoogleやYahoo!などの検索サービスを使うのが一般的ですが、今、若者を中心に、「Twitter」や「YouTube」、「Instagram」でほしい情報を収集するスタイルが増えています。
 「今話題になっている面白い情報がほしい」「自然災害や交通状況などの情報が早く得られる」「画像や動画のほうがリアルな情報で理解しやすい」といった理由からSNSでの検索が使われているのですが、一般の人の情報には誤った情報やフェイクニュースなども含まれ玉石混淆であることを忘れてはいけません。
 従来からの検索サービスとSNSでの検索とをバランスよく併用し、検索結果を基に、自分自身で正しい情報と判断し受け止める情報リテラシーが必要です。

※本文中に記載のサービス・製品名は各社の登録商標です。

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