2017年 もしもし検定実施機関表彰
日本電信電話ユーザ協会では、毎年、電話応対技能検定の発展に貢献していただいた検定実施機関を表彰しており、2017年は下記の2項目について、3機関に感謝状を贈呈しました。(表彰対象期間は2016年10月~2017年10月)表彰された各検定実施機関の代表者の方々に、もしもし検定に対する取り組みをお聞きしましたので、ご紹介します。
- ■1級~3級合計の受検者数
- B-コミュニケーション株式会社
- ■4級の受検者数
- 日本ハム株式会社
損保ジャパン日本興亜保険サービス株式会社
B-コミュニケーション株式会社
協会テキストの活用でより良い指導を
もしもし検定は、電話応対だけでなく、考え方を含めてお客さま応対全般を学べるため、電話応対を専門とする部署で働く方以外にも取得を強くおすすめしています。そして導入した企業さまからは、社員の知識や応対スキルが高まっただけでなく、受検に向けた勉強で仕事へのモチベーションが高まったという声も、多く寄せられています。これまではオリジナルのテキストを使っての研修が中心でしたが、ユーザ協会制作のテキストが増えたことで、これらの併用によりさらに良い指導を目指していきたいと考えております。
日本ハム株式会社
各事業本部に指導者級を
弊社には四つの事業本部がありますが、それぞれにもしもし検定取得を推奨した結果、各事業本部の垣根を越えての交流が盛んになり、社内コミュニケーションが活発化しました。受検前よりも、気配りやマナーが加わったように思えます。とは言え、まだ資格取得者は全社員の約4%です。各事業本部に指導者級資格を含めた有資格者をさらに増やしていくこと、そしてニッポンハムグループ全体の研修にも取り入れていくことが目標です。
損保ジャパン日本興亜保険サービス株式会社
もしもし検定を礎に「Good Call運動」を展開
お客さまアンケートの手応えから、6年間継続してきた「Good Call運動」の効果を実感しています。その礎となったのがもしもし検定で、当社では全役職員が4級を取得しています。また、各支店で任命された「Good Callリーダー」が率先して3級にチャレンジし、現場のレベルアップに努めるなど職場単位の取り組みも進んでいます。今年度は当社初となる社内の「電話応対コンテスト」を全員参加で開催し、互いに意識を高めることができました。今後とも、もしもし検定で学んだ基礎を力に全社でスキル向上に努めていく所存です。