ICTコラム

第8回 もう悩まない!ヒートマップを使ってウェブサイトの改善点を見つける方法

ウェブサイトを改善したいけれど、何から手をつけたら良いか分からない・・・とお悩みの方へ。
ヒートマップを使って改善ポイントを見つける方法をご紹介します。

ヒートマップとは何か?

ウェブサイトを改善したいけれど、何から手をつけたら良いか分からず、結局そのまま・・・・という経験は誰にでもあると思います。ヒートマップツールを使うと、ウェブサイトに訪れたユーザーの行動が分かるため、サイトの課題が見つけやすくなります。

主なヒートマップの種類

ヒートマップツールとは、ユーザーのウェブサイト上の行動をサーモグラフィーで見える化するツールです。ヒートマップにはいくつか種類がありますが、代表的なものを三つご紹介します。

①クリックヒートマップ

クリックヒートマップは、ウェブサイト上で、ユーザーにクリックされた箇所が分かります。ユーザーのマウスの動きを知ることで、より使いやすいページに改善するために役立ちます。

②スクロールヒートマップ

スクロールヒートマップは、ユーザーがウェブサイトのどのポイントで立ち去ったのかが分かります。ユーザーが立ち去るポイントには何か原因があることが予想されますので、ピンポイントでウェブサイトの改善点にあたりをつけることができます。

③アテンションヒートマップ

アテンションヒートマップは、ユーザーがウェブサイト上のどの部分に注目しているかが分かります。ユーザーの注目ポイントからニーズを読み取ることができれば、ウェブサイトの改善だけではなく、販促全体の戦略策定にも役立ちます。

ヒートマップ活用で重要なこと

とても便利なヒートマップツールですが、ツールを導入するだけでは改善策は分かりません。

重要なのは仮説力です。

どうしてこのような行動をするのか?と考え、仮説を立て、改善策を実施し、効果を検証し、さらにまた改善を繰り返すことで、サイトはどんどん良くなっていきます!

ぜひ想像力を働かせて、どうしてユーザーがそのような行動をするのかを考えてみてください。

<参考>
記事内で使用させていただいたPtengineは以下URLから無料でお試し利用できます。

榎本 元氏

株式会社グットアップ代表取締役。

WACA 認定ウェブ解析士マスター、元社会保険労務士。3C 分析、縦長ランディングページ、リスティングページを得意としており、「お客さまの売り上げをグットアップさせる」をモットーに、売り上げアップに直結するサイト運用やコンサルティングを行っている。

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