企業ICT導入事例
-弁護士ドットコム株式会社-法律のエキスパートを身近にする力強いパートナー
弁護士ドットコム株式会社は、インターネットでは一般化しつつある比較サイトの弁護士版ともいえる存在です。まだまだ敷居が高い弁護士という存在を身近にし、弁護士の活動も活性化する取り組みが注目を集めています。
【導入の狙い】要件に見合った弁護士とユーザーのマッチング
【導入の効果】法的課題の早期解決から予防法務的なアプローチが可能
独創性あふれる比較サイト
▲分かりやすい画面構成で得意分野に応じた弁護士を選び、相談できる「弁護士ドットコム」
現在、ウェブコンテンツの中でも比較サイトが人気です。飲食施設や家電製品、化粧品など、多種多様なジャンルが存在する比較サイトは、どこも大勢のユーザーで賑わっています。そんな中、弁護士を比較し、気に入った弁護士に手軽に相談することができるサービスを提供しているのが弁護士ドットコム株式会社です。
近年、社会環境の変化により、以前は縁遠かった「法律」が身近になってきました。例えば企業にとっても、コンプライアンス(法令順守)という意識が必要となり、多様化するビジネスに合わせて、契約、労務、知的財産、海外取引など企業の法務対策も複雑化しています。また、社内体制を整備しておくことで法律問題を未然に防ぐ「予防法務」の考え方も普及しています。企業活動には法律専門家である弁護士のサポートが必要な時代といえますが、中小企業にとって自社に関連する専門性に合った弁護士を探すことは容易ではありません。
一方、弁護士側の環境も変化してきました。法科大学院の設立など一連の司法改革により弁護士の数が増えて競争が生まれ、従来以上に専門性をアピールする必要が出てきました。
そんな社会情勢を背景に登場したのが同社です。このサイトでは、「地域」と「相談したい分野」を入力すると、登録された弁護士がリストアップされ、詳細なプロフィールや実績も簡単に調べられます。そこで適切な弁護士を見つけ、相談や顧問契約を結ぶことができるのです。現在「弁護士ドットコム」の登録弁護士数8,200名。弁護士の4.5人に1人が登録している計算になります。
時代がニーズを後押し
▲代表取締役社長 兼 CEO 弁護士・元榮 太一郎氏
同社の創業者の元榮氏は、交通事故で弁護士に助けられた自らの経験から弁護士を目指し1999年に司法試験合格。大手法律事務所で弁護士としての仕事をする中で、トラブル解決だけでなく法的紛争を未然に防ぐためにも弁護士はもっと身近であるべきだと考え、この事業をスタートしました。
「インターネット×法律」という新しいサービスであったため、インターネット環境が現在ほど整っていない2005年の創業当初は苦労もあったそうです。しかし、ここ数年のスマートフォンの普及やインターネット文化の浸透などの理由から、次第に広く普及してきました。
「インターネットという情報基盤が秘匿性を保ちつつ、弁護士に相談しやすい環境なのだと考えます」(元榮氏)
「専門家の知識をより身近に」という理念で同社を立ち上げた元榮氏は、弁護士に続き税理士を紹介するサイト「税理士ドットコム」を立ち上げました。企業にとって、弁護士や税理士の専門サービス利用は不可欠です。個人にとってもこうした専門家を手軽に探せるメリットは大きいものがあります。インターネットは、従来は敷居の高かった専門サービスを身近にすることにも役立っているのです。
会社名 | 弁護士ドットコム株式会社 |
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設立 | 2005年(平成17年)7月4日 |
所在地 | 東京都港区六本木2-4-5 興和六本木ビル |
代表取締役社長 兼 CEO | 元榮 太一郎 |
資本金 | 4億1,744万700円 |
事業内容 | 弁護士ドットコムの開発・運営、税理士ドットコムの開発・運営 |
URL | https://corporate.bengo4.com/ |
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