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企業ICT導入事例

-株式会社アーバンリサーチ-
“バーチャル試着端末”を新たな接触ポイントに

プロモーション

公開日:2015/09/29

インターネットとリアル店舗との相乗効果を最大限に引き出すためのキーワードとして、「オムニチャネル※」への注目が高まっています。株式会社アーバンリサーチでは、独自に開発したバーチャル試着端末を活用し、顧客との新たな接触ポイントの拡張や新規顧客開拓に取り組んでいます。

【導入の狙い】ファッション分野でのオムニチャネル化の推進
【導入の効果】ゲーム感覚で楽しめる顧客との新しい接触ポイントを実現

インターネットとリアルの連携強化が不可欠に

▲販売促進課 東京PRESSROOM サブチーフ・池上 明花氏

多種多様な商品がオンラインショップで購入できる時代。経済産業省の調査では、サービス提供なども含めたBtoC(消費者向け)インターネット販売の2014年度の市場規模は、12.8兆円(前年比14.6%増)と拡大を続けています。とはいえ、全商品取引金額に占めるインターネット取引の割合を示すEC化率は4.37%。小売業全体で見れば、実店舗はまだまだ大きな存在です。

当たり前のようにインターネットとリアル(実店舗)の両方で販売活動を展開する企業が増える中、最近、注目されているキーワードが「オムニチャネル」。インターネットと実店舗以外にもさまざまな顧客との接触ポイントを用意し、そのいずれからも同じように商品を購入できるようにする取り組みを指します。大手小売りやコンビニチェーンから始まったこうした流れは、今、中堅、中小企業にも急速に広がっています。

気軽な試着を可能にするバーチャル試着端末を開発

▲都内商業施設の3坪ほどのスペースに設置されたバーチャル試着端末が、店舗、インターネット通販への導線として、新規顧客開拓につながります

インターネット販売が急成長するアパレル業界にあって、ユニークな方法でオムニチャネル化を進めているのがアパレルメーカーの株式会社アーバンリサーチです。同社は全国に200を超えるショップを展開(2015年6月現在)。同時に、オンラインショップを2003年から業界に先駆けてスタートさせ、売り上げの約2割をインターネットが占めています(2014年現在)。

同社の新たな取り組みは、バーチャル試着端末「ウェアラブル クロージング バイ アーバンリサーチ」。3D技術を応用し、60インチの大型液晶画面上でバーチャルな試着体験を可能にします。お客さまは、まるで実際に着ているかのような感覚が楽しめます。購入したい洋服が見つかったら、その場で同社のオンラインショップにアクセスし、注文することも可能。さらに、試着画像をSNSに投稿して友人たちとシェアもでき、同社の宣伝になるような工夫も盛り込んでいます。

「機能をさらに進化させ、将来的には、在庫も置かない洋服の無人店舗として展開することも視野に入れています」(池上氏)

顧客との接触ポイント拡大はアイディアが決め手

同社ではこのバーチャル試着端末を都心の商業施設などに設置。中高生や親子連れ客などがゲーム感覚でこの試着機を楽しんでいます。今後もこの取り組みを広げ、新規顧客の開拓につなげたいと考えています。

多くの中小企業にとって、営業活動やリアル店舗と、ホームページなどのインターネットでの取り組みを融合して顧客との接点を広げることが課題です。オムニチャネル化を意識することは今後ますます重要になり、この試着端末のような「仮想体験」を実現する装置も身近になりつつあります。アイディアを駆使して、顧客との接触ポイントを少しずつでも増やす取り組みを継続していくことが大切でしょう。

※オムニチャネル:実際の店舗での販売とインターネット上の販売を連携させ、さまざまな手段で商品を購入できる仕組み。

会社名 株式会社アーバンリサーチ
創業 1974年(昭和49年)7月1日
設立 1989年(平成元年)11月8日
所在地 本社・事業支援本部 大阪府大阪市西区京町堀1-6-4 アーバンリサーチビル
代表取締役 竹村 幸造
資本金 1,000万円
事業内容 紳士服・婦人服などの企画・販売・製造及び付随業務
URL http://www.urban-research.co.jp/

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