第58回 電話応対コンクール全国大会模様

第58回 電話応対コンクール全国大会 in東京

大会テーマ聴く力と伝える力で信頼アップ

2019年11月22日(金)、東京に、全国の予選を勝ち抜いた選手57名が集結。お客さまが指名した人が不在だった場合の用件の聴き出し方、要点を押さえた伝え方などを競いました。

全国各地から選手が集まり、電話応対の技能を競う「電話応対コンクール全国大会」。2019年度の第58回大会は、東京都の「中野サンプラザ」を舞台に、参加者10,333名の予選を経て選ばれた代表57名が、持てる応対技能を競いました。
続いて来賓として、東京都の小池 百合子 都知事が挨拶。AI、IoTなどの技術革新が進む昨今ながらも、聴く力、伝える力の価値はますます重要になってくると話し、「心技体」のうち、技術や体制は変わっても、心は変わらないと強調されました。
さらに中野区の酒井 直人 区長が、区役所での業務になぞらえ、電話応対の重要性についての考えを述べたのち、飲食店が密集する中野区の魅力をPR。また井上 福造 東日本電信電話株式会社社長はコミュニケーション手段が多様化した現在でも電話サービスの合計利用回数は拡大しており、音声会話へのニーズはなくならないという展望を語りました。
開会式の締めくくりには、開催地東京都代表の佐々木奈津子さんが出場選手を代表し登壇、「今年のテーマである『聴く力と伝える力で信頼アップ』を実践し、お客さまの期待を上回る応対を目指していきます」と力強く宣誓、競技がスタートしました。

第58回電話応対コンクール 競技問題

第58回電話応対コンクール 審査基準

全国から集まった代表57名が実力を披露!

選手は「株式会社サンプラザ企画」の社員としてお客さまに対応。その応対に、観衆は熱い視線を注ぎました。

  • 8:00 ホール開場

    会場の中野サンプラザは、JR中央線・中野駅北口からすぐ。冷たい雨も降り、寒い朝でしたが、代表選手の優れた応対に期待する観衆が早朝から続々と集まり、8:00の開場を待ちました。

  • 9:30 開会式

    選手紹介、主催者挨拶ののち、小池 百合子 東京都知事、酒井 直人 中野区長、井上 福造 東日本電信電話株式会社社長が登壇され、競技に対する期待と選手への応援メッセージを送りました。

  • 10:03 選手宣誓

    全選手57名を代表して東京都代表の佐々木 奈津子さんが、中野 武夫 大会会長(ユーザ協会会長)を前に、電話応対に込めた思いと競技にかける意気込みを宣言しました。

  • 10:30 競技開始

    競技は午前、午後の2部に分けて行われました。選手は株式会社サンプラザ企画の社員として、不在の担当者にかかってきた電話を受け、お客さまにご満足いただける応対を目指します。

  • 16:10 競技終了 最終審査

    競1人3分の持ち時間で57名が競技を終えたのち、8名の審査委員による最終審査が行われます。審査基準は「最初の印象」「基本応対スキル」「コミュニケーションスキル」「全体評価」など、6項目です。審査結果が出るまで、演奏などのアトラクションが催されました。

  • 17:10 表彰式

    中野 武夫 大会会長(ユーザ協会会長)が挨拶し、競技を終えた57名の選手をねぎらいました。さらに来賓の竹村 晃一 総務省総合通信基盤局電気通信事業部長が選手の健闘をたたえました。

  • 17:34 結果発表

    いよいよクライマックス。優秀賞の18名に続き、準優勝 葛馬 妙子さん(東京都代表)、優勝 宮本 真紀さん(熊本県代表)が発表されました。

  • 会場でのひとコマ

    • 会場となった中野サンプラザのホール1階ロビーに設置した大型のディスプレイで、大会当日の朝に抽選で決定された選手の競技順や選手情報などを表示しました。競技の合間には、ユーザ協会の事業をPRする映像も放映されました。

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