第55回 電話応対コンクール全国大会模様
第55回 電話応対コンクール全国大会 in大阪
大会テーマ電話がつなぐ、お客様との出会い。電話でつかむ、新たなビジネス。
2016年11月18日(金)、国内はもとより、海外からの観光客でも賑わう秋の大阪市に、全国の予選を勝ち抜いた精鋭59名が集結。電話応対力で新規のお客さまから面談の約束をいただくことを目指す戦いが繰り広げられました。
公益財団法人日本電信電話ユーザ協会が主催する「第55回電話応対コンクール全国大会」が、大阪府大阪市の「NHK大阪ホール」で開催され、全国1万3,703名が参加した予選を勝ち抜いた59名が、持てる力を競いました。
開会式ではまず、大会副会長の堀畑 好秀 ユーザ協会理事大阪支部長(堺商工会議所副会頭)が挨拶に立ち、参加選手、そして全国から集まった観衆に謝意を述べつつ、古くから「天下の台所」「日本一の商都」と呼ばれる大阪の横顔を紹介。さらにICT化が進む昨今のビジネス環境の中での電話応対の重要性について、あらためて言及しました。
そして来賓の津組 修 大阪府商工労働部長が松井 一郎 大阪府知事の祝辞を、井上 雅之 大阪市経済戦略局長が吉村 洋文 大阪市長の祝辞を披露し、大阪での大会開催を歓迎。選手にエールを送るとともに、NHK大河ドラマ「真田丸」ともからめ、世界的な観光都市であり、また「食い倒れの街」としても知られる大阪の魅力をPR。続いて村尾 和俊 西日本電信電話株式会社代表取締役社長が、参加選手の健闘への期待を込めつつ、電話による直接のコミュニケーションが、SNS全盛の現在においても、企業経営において重要なファクターであるという考えを強調しました。
開会式の締めくくりには、地元大阪府代表の黒田 真知子さんが、野中 隆史 大会会長に向け「これまでの鍛錬で身につけた“心を届ける高度な応対力”を駆使し、正々堂々と日本一を目指します」と、高らかに選手宣誓を行い、熱戦がスタートしました。
大会テーマ全国から選ばれた59名が、これまで培った鍛錬の成果をここに!
秋深まる日、59名の選手が、その持てる電話応対技術をフルに発揮し、NHK大阪ホールに詰めかけた満員の観衆の心を魅了しました。
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8:30 ホール開場
晩秋ながら、大会当日の大阪はおだやかな晴天に恵まれました。全国から見学、応援に駆けつけた観衆が会場となるNHK大阪ホール前に早朝から長い列を作り、8:30の開場とともに観客席は、1階、2階とも満席となりました。
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9:30 開会式
開会式では各地区の予選を勝ち抜いた代表選手の紹介、主催者挨拶ののち、来賓の大阪府商工労働部長 津組 修氏、大阪市経済戦略局長 井上 雅之氏から、松井 一郎 大阪府知事、吉村 洋文 大阪市長の祝辞をいただきました。
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10:03 選手宣誓
競技に先立ち、59名の選手を代表して地元大阪府代表の黒田 真知子さんが選手宣誓を行いました。選手席からステージに上がった黒田さんは、野中 隆史 大会会長を前に、大会にかける思いを宣言しました。
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10:20 競技開始
いよいよ競技開始です。参加選手は株式会社水のハルカスの社員となり、電話による新規のお客さまへの訪問アポイント獲得の技術を披露します。各選手は持ち時間の3分間を使い、心のこもった応対を展開しました。
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16:20 競技終了 最終審査
総勢59名の選手の競技が終了。すべての競技をモニタリングした8名の審査員が、6項目の審査基準を基に、約1時間にわたり最終審査を行いました。
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17:20 祝辞
最終審査の終了後、ステージでは表彰式が行われました。表彰式に先立ち、総務省近畿総合通信局長 関 啓一郎氏、大阪商工会議所会頭 尾崎 裕氏が挨拶に立ち、今日の舞台で全力を出し切った選手をねぎらいました。
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17:48 結果発表 表彰式
「第20回企業電話応対コンテスト」の成績発表と表彰に続き、コンクールの結果が発表されました。優勝は北海道代表の髙橋 明寿香さん、準優勝は沖縄県代表の浦崎 紋さん。日頃の鍛錬の成果を発揮した選手と観衆が一体となり、会場は祝福ムードに包まれました。
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会場でのひとコマ
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コンクールでの競技順は、当日朝の抽選で決定します。競技順を貼り出したボードの前は、自分の応援する選手はどの時間帯に演技するのかをチェックする観客が次々に訪れ、人が途切れることはありませんでした。開場と同時に観客席は1階、2階とも満席となり、席を確保できなかった観衆は会場内ホワイエ(ロビー)に設置された大型モニターで競技の模様を観戦。それぞれが応援する選手に、声援を送りました。
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