優勝・準優勝

熊本県代表　宮本 真紀さん
大同生命保険株式会社

電話応対コンクールへの挑戦を始めて8年、長年の夢だった日本一になることができました。全国大会で優勝すると心に決めて練習に励み、くじけることなく挑戦し続けているうちに、夢を追い続けることの大切さ、そして夢に向かっていればどんな努力でもできるということを知りました。また大きな目標を達成した今日、夢は叶うということを知り、自分でもすごいと感動しています。
今回の出場にあたっては、まず相手にいかに集中するかを心がけましたが、頭の中でシミュレーションを繰り返しているうちに、ふと、普段どおりの応対を行えば良いのでは……という思いがわき、気持ちを切り替えました。どんな相手から、どんな内容の問い合わせがあるか分からないのはコンクールでも日常業務でも同じ。模擬応対ではなく、大切なお客さまからの電話だと自分に言い聞かせて本番に臨みました。これまでは、あれを言おう、これを言おうと積極的な会話を意識していましたが、気持ちの切り替えで肩の力が抜けたことで良い結果につながったのかもしれません。優勝できたことはもちろん、お客さまの話に耳を傾け、期待も不安な気持ちもしっかり受け止める応対ができたことに満足しています。

東京都代表　葛馬 妙子さん
佐川急便株式会社 西関東支店 八王子営業所

大きな目標であった全国大会進出を果たし、そこで準優勝という成績を残すことができました。まずは何よりも先に、研修への参加や練習の時間を確保するため協力していただいた職場の上司や同僚、そして熱心に指導してくださった先生方に感謝の気持ちを伝えたいです。
電話応対コンクールには過去5回出場しており、ここまでの道のりはとても長いものでした。表現力が不足していたり言葉の選び方が悪かったり、常に失敗し続けてきた私は、これまで自分の応対に満足できたことがなく、勝ち抜くことなどできないのでは……という気持ちの弱さとも戦っていました。しかし、会社や職場の皆さんのバックアップで挑戦を続け、お客さまの感情の温度に合わせて話すこと、一つひとつ気持ちを拾いながら応対することを心がけ、念願の地区大会突破を達成。業務で負担をかけてしまった同僚からも「行っておいで」と、温かい言葉で全国大会へ送り出してもらいました。こうして賞をいただいた今もまだ信じられず、喜びをどう表現すればいいか分かりません。ただ、この賞は自分だけの力ではなく、多くの方のご協力で得たものなので、少しでも恩返しができたことを嬉しく思っています。