中小企業診断士から見たICT経営 Vol.81

予約システムが変える業務、売り上げ向上

渋屋 隆一氏渋屋 隆一氏ITコンサルタント。中小企業診断士・情報処理技術者。IT業界を中心に、事業戦略の策定支援・新規事業支援や、経営とITをつなぐためのセミナー・研修を行っている。マーケッターとして経営・ITトレンドを広く見渡す目のバランスと、ITエンジニアとして現場の苦労を知った経験のバランスを大切にしている。

業界に関わらず広く存在する「予約業務」

「予約」という、どのような業界であろうとも広く存在する業務の改善に取り組んだ結果、手間を省いただけでなく、当初は予想もし得なかった効果を上げている企業が増えています。

最初のキッカケは「電話対応の負担を減らしたい」から(BBQ編)

ウェブ予約システムを導入する企業の最初のキッカケは、とにかく「電話対応の負担を減らしたいこと」です。例えば、公園緑地事業を行っているA社では、公園内のバーベキュー場予約の電話が殺到するために、繁忙期では2人が予約受付のために専属で張り付いていました。何とか改善しようと思い、A社が採用したのは株式会社リザーブリンクが提供するクラウド型予約システム「ChoiceRESERVE」(http://yoyaku-package.com/)です。

ChoiceRESERVE

このシステム導入後、状況は改善し、1人でも十分に電話対応できるようになりました。


予想外の導入効果

さらに予想外の導入効果がありました。ウェブでの予約時にバーベキューの食材提供や器具レンタルなどのセットメニューを受け付けました。以前からこのセットメニューはあったのですが、電話受付のときには通話時間が余計に長くなってしまい、電話が繋がらない状況の悪化が懸念されました。そのため、このような追加サービスを提案することに躊躇していたのです。

ウェブ予約では、このような懸念事項はありませんでしたので、ウェブ注文時に追加提案するようにしたのです。顧客からの評判は上々で、追加メニューの注文が増えた結果、昨年対比10%の売り上げアップを実現しました。

予約システム導入のポイント

このように導入効果が多岐に渡る予約システムですが、導入するときに気をつけたいポイントがあります。

【ポイント1】すぐに始められるか?
【ポイント2】費用
【ポイント3】他のシステムと連携できるか
【ポイント4】自社業務への最適化を求めすぎない

最後に

「予約」は様々な場面で発生します。一度、自社における予約を見直し、その負荷軽減だけでなく、売り上げアップや業務改善に繋がる可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

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